そこが絶望の淵でも
幼少の頃より、親とは一線を引いてきた気がする。
なぜだろうか、少し離れたところから「家族」という関係を見ていた気がするのだ。
自立というと聞こえは良い。
母親に抱きついた記憶がない。
母に抱かれた記憶もない。
自分は寂しかったのだろうか。
大事にされなかったのだろうか。
そんな時、目をつぶって耳を澄ます。
そうすると歌が聞こえてくるのだ。
母の歌う子守唄が、声までもありありと聞こえてくる。
繰り返し、繰り返し。
擦り切れるまで歌われたその歌は私の記憶に焼きついている。
自分が確かに、大事に愛されたということ。
たとえ絶望の淵であっても、母の歌声は私に届く。
今、妻のお腹の中にいる私達の子供は、これから様々な悩みと向かい合うことだろう。
思い悩んだ時、自分が愛されているということを決して忘れず思い出せるよう、繰り返し歌おう。
君を愛しているよ、と。
なぜだろうか、少し離れたところから「家族」という関係を見ていた気がするのだ。
自立というと聞こえは良い。
母親に抱きついた記憶がない。
母に抱かれた記憶もない。
自分は寂しかったのだろうか。
大事にされなかったのだろうか。
そんな時、目をつぶって耳を澄ます。
そうすると歌が聞こえてくるのだ。
母の歌う子守唄が、声までもありありと聞こえてくる。
繰り返し、繰り返し。
擦り切れるまで歌われたその歌は私の記憶に焼きついている。
自分が確かに、大事に愛されたということ。
たとえ絶望の淵であっても、母の歌声は私に届く。
今、妻のお腹の中にいる私達の子供は、これから様々な悩みと向かい合うことだろう。
思い悩んだ時、自分が愛されているということを決して忘れず思い出せるよう、繰り返し歌おう。
君を愛しているよ、と。
MATERIAL
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