唸れ唸れよ、逆巻く火炎/シルバーアクセサリー

祝日だろうがなんだろうが、
基本的には仕事なんですよ、私は。

　いつもどおりにベットから出て仕事をしていたところ、ベットの中から「うう〜」という呻き声が聞こえるではありませんか。
そっとベットに近づき、ふとんを覗くと
あっという間に妻に捕獲され、ふとんの中に引きずり込まれました。
で、結局お昼寝。
「祝日は休む為にあるんだよ」っていうけど
単純に自分が寝たかっただけだよね？

　すっかり日も沈んだところで
夕飯の買い物で業務用スーパー・ハナマサに行きました。
今日は刺身用のサーモンを買い、
サーモン丼にしようということになりました。
寿司屋に行くと彼女がいつも注文する「炙りトロ」「炙りサーモン」。
香ばしい香りとしたたる油がたまらんのです。
で、ハナマサで買ったシャケも炙ってみようということになりました、
私の彫金用バーナーで･･･（ToT）

　道具は職人にとって命。
神聖な道具を粗末な扱いをしてはいけない。
そう考える職人さんもたくさんいることでしょう。
でも私は職人ではないので、炙ります。
大したことではないし。

　外国で仕事をしていた時、
現地のスタッフの道具に対する姿勢が
日本人とは違い、良い意味でも悪い意味でもショックを受けました。
そして、今の自分がいます。
そこで培った、私の哲学。

　道具には『安全な使い方』はあるけど
『正しい使い方』はない

　この考え方はあらゆることに通じ、
柔軟な発想やこれまでと違った選択をもたらします。
そもそも「正しい」という概念こそが
傲慢であるということに気づき、
初めて正しい選択ということが何なのかわかるのです。
慢心たるは多角的見解を阻害する、と
自分自信に反省を促し、忘れぬよう心に留めております。

　それにしても、炙りサーモンに玉葱スライスの組み合わせは絶品！
妻、さまさまです。
週末はホタテも交えて、「海鮮丼」といきましょう♪
外食するよりもお安いので、懐具合が安心です。